Re:
僕が諦めず

あのまま生きていれば

チュウのような

わかってくれる人と知り合えたかもしれない。

手をさしのべてくれる人がいたかもしれない。




なんで

僕は修了式のあの時

屋上から

飛び越えてしまったんだろう

あのフェンスを



なにも出来なくなった今

僕は自分の身体が焼けていく煙を眺めながら後悔していた。

このまま一生続くわけでもなかったかもしれない行為に耐えきれず

告別式に参列している

家族を

みんなを

泣かせてしまった事に。
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