(続編)極妻真子17才 〜銀ちゃんに寵愛されてます
俺は叶の為に、朝田銀平を叶から離してやったのに、




何故か叶は俺に怒っている。




俺を殴ろうとした叶を山下が止めた。




叶って本当に手が早い。




兄貴たち二人を投げ飛ばしたらしいからね。




あの強さは半端ねぇな。




だけど叶だってか弱い女のはず、強かって見せてるだけだろうと思う。




叶がどんなに怒ろうとも、俺はおまえを救いたいんだよ。




昼休み俺は叶を屋上に呼び出した。




叶は俺を見ようとしない。



『なぁ叶、何怒ってんの?俺は叶の為に、「煩いんだよ、お節介はやめてほしい。


私は銀ちゃんが好きなの。

朝田銀平でないと私は駄目なんだ。


朝田銀平が極道だろうが、女タラシだろうが、


そんな事どうでもいいんだ。


私は銀ちゃんが好きなの?

銀ちゃんがいないと私は生きて行けない。


10年間思い続けた人にようやく巡り会えた。


銀ちゃんは私の全て、柳之助に私のこの気持ちわかる?」




俺には叶の気持ちなんて分かるはずもなく、




返事に困った。









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