(続編)極妻真子17才 〜銀ちゃんに寵愛されてます
弱気な組長に腹が立つ。




俺なら記憶を忘れた彼女でも、好きな気持ちも、愛する気持ちも変わりはしない。




組長頼むからもっと自信をもって下さい。




情けない組長は見たくない。




そんな組長なら、俺は遠慮なく真子さんをいただくよ。




今の組長に真子さんを任せられない。




彼女の苦しみを救ってやりたい。




真子さんここにいたらきみは傷つくだけだ。




組長俺覚悟決めます。




俺は検査が済んだ真子さんを外へ連れ出した。




『真子さんの好きな所へ行きましょう。


何処がいいですか?』




真子さんがにこりと笑った。




「海がみたい。私体は大人なのに、5才までの記憶しかない。


思い出したいけど、思い出したくない。」




そんな苦しそうな顔をしないで下さい。










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