(続編)極妻真子17才 〜銀ちゃんに寵愛されてます
銀ちゃんにはマリ子さんの事話した方がいいかな。




開店30分前、銀ちゃんを事務所に連れて行った。




『何なんだよ真子、こんな狭いとこじゃ出来ねぇよな。


真子が望むなら俺は何処でも、「銀ちゃんのバカ、銀ちゃんの頭中はそればっかなんだから、


もう嫌になっちゃう。


違うの、今日伝次郎の幼馴染みのマリ子さんが来るの。


マリ子さんのお腹の中に、伝次郎の赤ちゃんがいるんだよ。


お節介なの分かってるけど、このままほって置けない。


伝次郎にマリ子さんを会わせたい、駄目かな?」




銀ちゃんが涙ぐんだ。




『嫌、今回のお節介は大いに賛成。


伝次郎を親父にしてやりたい。


なぁ真子、俺たちも早く赤ちゃんほしいな。』




うんとしか言えなかった。



伝次郎とマリ子さんと赤ちゃん、幸せになってほしい。









< 202 / 220 >

この作品をシェア

pagetop