しあわせ色の恋~想いよ、永遠に~


「うおっ!!」


私は、壮吾の背中にギュッと抱きついた。


突然の事に、壮吾がバランスを崩す。


「おまっ、いきなり何す――」

「大好き!!」

「はっ?」

「壮吾、大好き!! めっちゃ好き」


こんなに私を大胆にさせる壮吾は、本当にすごい。


大勢の生徒が見ている廊下のど真ん中だというのに、恥ずかしいという気持より、壮吾に今すぐ気持ちを伝えたいという思いの方が上回った。


ギュッと背中に抱きついて。


私の腕を、壮吾がぎゅっと握ってくれる。



私との為に、手を出さないと言った壮吾。

犯人をすぐに見つけてくれると言ったコウ先輩。

相変わらず素っ気ないけど、少しずつ心を開いてきているレオくん。



日和、私って、本当に幸せ者だよね。


こんな素敵な仲間に囲まれて。


入学式の日。


もしも、日和が私に話しかけてくれていなかったら、こんな素敵な仲間たちと仲良くなれることはなかったんだよね。


壮吾やコウ先輩。

それに、レオくん。


日和のおかげで、どんな困難にも負けない、強い心を得ることができた。



< 222 / 400 >

この作品をシェア

pagetop