しあわせ色の恋~想いよ、永遠に~


「夜のフォークダンス」

「………」

「誰とも踊るなよ」

「……え?」

「ごめん。今更、こんなこと言う資格はないけど。けど……絶対、誰とも踊らないで」

「………」


壮吾――。


「それだけ、言いたくて」


壮吾――。


「じゃ。これ、サンキュ」


壮吾――。


壮吾は、焼きそばを軽く上にあげると、視線を落したまま私の元から去って行った。



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