学校
学校
ある日の放課後、美保と裕美がマクドナルドにいた。裕美はどうやら彼氏の事で悩んでいるようだ。でも、美保にはもっと悩んでる事があった。学校とは何の為にあるの?成績がよければそれでいいの?今の時代ニュースで学校問題って凄く扱われている。虐め、自殺、教師問題。明るいニュースもあるが暗いニュースが多い。何の為に学校行くの?と美保は思っていた。
「美保?どうした?」と小学から高校までずっと一緒の裕美が話しかける。
「あっごめん。なんの話してたっけ?ってかさ、ここの店暑くない?なんかぼーっとしちゃって…」と美保は言う。
「確かに暑いね~どっか行く?」と裕美
「うん…あっ、ね~ぇ」と美保は話しかけた。
「うん?どうした?」「あのさ~裕美は学校たのしい?」と美保 「う~ん。つまんない!だって勉強ばっかりだし、楽しいのは友達といる時だけかな?後はつまんないよ。」と裕美
「学校ってなんの為にあるのかな?だってさ、今の時代ニュースで虐めとかで自殺とかよくやってるし、先生が生徒いじめたりさ~。そんなんばかりだよね?」と美保が言うと不思議そうに、裕美は、「今日の美保おかし過ぎだよ」とちょっと心配している。
「そんなことないよ。でも、最近多いでしょ?実際私も先生に暴力ふるわれたし。先生が生徒に暴力なんてあり得ないしょ!それも、生徒の相談受けるふりして、お前見てると苛つくんだよって、どんなけよって話だし。」と思い出して、かなり不機嫌な美保。 「まー終わった事だしね。高校生活をたのしもうよ。中学の先生はどうでもいいとしてさ。あの先生は人間じゃないし、学生気分だったから生徒の気持ちなんてわからないんだよ。」と裕美は美保を落ち着かせた。
「うん…まーね。高校生活も余り楽しくないよ。女子高ってなんかさ、グループ出来るし、いじめも有りそう。」と、美保は上手く三年間やっていけるか、心配している。 「今のあんたは負けないから大丈夫だよ~!(笑)なんでも言うし。でも、中学までの美保は、転校してきてから心を許していた人にしか話しないで、黙ってたよね。私の見えないとこで死にたいと手首を切ったけど、結局次の日に見つかって、喧嘩もしたっけ…。」 「あの時は、本当に病んでた。でもさ、生きていて良かったよ。」
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