君と一緒に。

「…よしっありがとう!よくわかったよ。絶対勝つから応援しっかりな!あっあと記録も」



「は…はいっ!頑張って下さい!絶対…勝って下さい!」



「了解。こんなところで終わらせないから。みんなで全国行くぞ!」



「はいっ!絶対に行きます!」




新橋部長は零れるような笑顔をあたしに見せて走っていった。


コートという舞台に向かって。




「…頑張って下さい…!!」



あたしは小さな声を必死に出した



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