キラキラしたあなたへ

私のキャラ、いつから、こんなのになったけ?
私、こんなキャラじゃなかったよね。

そうして考えていたら、5時間目のチャイムがなって、準備をしていた。
私は、昼休み、杏奈がいった言葉を繰り返していた。

“恋は、するんじゃなくて恋は落ちるんだよ”

夏の恋かあ…

私は、ペンをクルクル回す佐々木を見て微笑していた。
私、佐々木に対しては恋愛感情はもってないもんなあ。

密かに、夏の恋に憧れる自分がいた。
授業なんて頭に入らなくて、私は
< 30 / 39 >

この作品をシェア

pagetop