シャーペンと君とあたし



トクン…

い、今から?喫茶店…?



「先生っ!熱あるんで帰ります!」

「はぁ?!めっちゃ元─…」


数分前の時よりも勢いよく…


というか、

もはや激しい勢いで立ち上がり
猛ダッシュで教室を飛び出していく。










先生の




『─…気じゃないか…っておい!』


虚しい、虚しい、

ノリ突っ込みだけが教室に響いた。


.
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