lemonちょこれーと

そして、緊張しすぎて、熱が出で。
そのまま寝てしまった。

翌日は日曜なので、12時ごろまで寝ていた。

「李紗ーそろそろ起きたら?」

あ、お母さんの声がする。
そろそろ起きよっと。
私はケータイに目をやる。
すると「未読メール一件」と書かれてあった。
時刻は、23:25となっている。
「もぉ、誰?!こんな遅い時間に!もー」
私は、昨日の事を忘れていた。
そして、メールの本文をみる。


題名:Re:無題

内容:







   わりぃ。



は!?????
誰!??これ!?
と名前を見た瞬間、硬直してしまった。
え・・有宮くんじゃん・・
私・・えと・・
振られたんだ・・
でも、そんなに落ち込まなかった。
・・やっぱメールで告白しといてよかったー
「よぉし!これからイイ男みつけるぞ!」
私は開き直る。
そうよ!私が完ぺきすぎなんだよ!
ふははは!ふははは!
・・・ぐすん。
やっぱ、振られるって辛いかも。
はー私は冷蔵庫からレモンティーを取り出し、
コップに入れる。
悲しいときは、レモンティーとチョコって、
決まってるの。
< 3 / 10 >

この作品をシェア

pagetop