借金とりとおにごっこ!?


「よく分からない。
何て答えればいーか分かんないの」



俺が頭を抱えて悩んでると
菜乃香が小さい声でいった

俺はてっきり
『大切なお友達だよ』
と満面の笑みで言ってくると思ってた

実際、俺と菜乃香はお友達だろう


でも、
『よく分からない』
そう菜乃香はうつむいていった

顔を伏せているから表情こそは
分かんねーけど、満面の笑みではないだろう



よく分からないか.....

いい方向にとらえれば
このモヤモヤした気持ちがなんなのか
よく分からないの
(↑それは恋です)

悪い方向にとらえれば
はっきりいって夕矢のことは
よく分からないの
(↑友達とも思ってない)


「あぁ、もうっ!
考えるのは止めだ!!
恥ずかしいとか言ってらんねー!!!」

「へっ!?」


いきなり叫んだ俺に
菜乃香が驚いて顔をパッと上げる

そうだよ.....
菜乃香は変化球で通るような奴じゃねぇんだ

こいつは直球でいかねぇと駄目な奴なんだよ


決めた、言う
菜乃香の答えがなんでもいい!

俺はその答えを受け止める!!


「菜乃香。
菜乃香はさ、俺のこと好きか?」

「好きだよ??」


菜乃香の言葉でちょっと顔がほころぶ

でも、この好きは友達として.....


「その好きは、どういう好き?
恋愛感情??」



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