借金とりとおにごっこ!?
「.....あやしい、あやしすぎる。
まず、なぜ屋上なのか。
そして、無記名なのか。
これは、そうとうなトリックがあるな!
いやはや、この名探偵雅さんは
この謎を解くことが出来るのか...
次回に、つづくっ!!」
「いや、続かないでよ!
ってか、そんな大事件でもないし...」
「んんー。
ぶっちゃけ、わかりませんなっ」
そういって雅は
わっはっはと笑い出した
.....開き直った
「おはよー。
雅ちゃんに緋那ちゃん」
ため息をついてると
後ろからものすごく不愉快な声が聞こえた
とりあえずむかつくから
一発顔面を殴っておく
「ちょ、なにすんの!?
当たってたらかなりやばいから!」
不愉快な声の主『村賀称磨』に
もう少しのところでよけられてしまった
「ちゃん付けするな。むしずがはしる」
「じゃあ、緋那」
「.....」
決めた、今日ここで、今から、こいつを
「コロス」
「いや、真顔ですっげぇ殺気だして
いう台詞じゃないからね!
それほんとに殺す前の台詞だから!!」
「もう、見せ付けてくれちゃってぇ!
いちゃいちゃタイムは終了だ!!」
どう見えたらこれがイチャイチャに
見えたのだろうか.....
時々あたしは、雅の思考が理会できない
.....いや、結構、しょっちゅう出来ない