借金とりとおにごっこ!?
ー夕矢ー
「遅い」
「まぁまぁ、女子の準備には
時間が必要なんだよ」
「遅い」
「いや、だから女子には.....」
「遅い」
遅すぎるだろ!
いつまで俺を待たせる気だよ!!
大体俺はついてきてやったんだぞ
こんな海なんていうくだらねーとこに
あー、暑過ぎていらいらする!!
「あ、あのぉー」
「あぁ!?」
「ご、ごめんなさーい」
いきなり話しかけてきた女は
いきなり逃げて行った
なんなんだよ!
こっちイライラしてんだよ!!
「ちょ、夕矢怖いから。
顔面殺人鬼になりかけてるから」
「あぁ!?」
「ひぃぃぃ!」
ったく、
なんで着替えるだけで10分かかんだよ
あ、もう15分たった
遅すぎる!!
「ごめーん!
ちょと手間取った!!」
そういって真っ先に走ってきたのは涼風
いつもの髪を今日はお団子にしている
水着はワンピースで幼児体系のこいつにはぴったりの水着だ
って、のん気評価してる場合じゃねぇ!
「あと2人は!?」
「え?あ、置いてきちゃったかも」
てへっと舌をだして笑った
てへっじゃねーよ!
なにやってんだよ.....