借金とりとおにごっこ!?


「緋那ぁー、夕矢がね、夕矢が」

「うっさい、どっかいって!暑苦しい」


どかっと蹴り飛ばされた称摩が
俺達の間に入ってきて、会話は終了された

助かった、今回ばかりはお前に感謝しよう


「わぉ!
改めてよく見たら皆すっごく可愛い♪」

「でしょでしょ!
うちがこの水着選んだの!
あ、髪いじったのもうちだよ!!」


へっへーんと
雅が得意げにない胸をそらす

まぁ、確かにセンスあると思う


「うんうん、雅ちゃんセンスある!
緋那、いつにも増して綺麗だよ」

「きもいからやめて」

「ひどいっ!
2人っきりの時はあんなに
 「それ以上いったらぶっ殺す!」


称磨が言い終わらないうちに
奈月が見事な裸締めを決めた


「ひ、緋那!
む、胸、もろ当たってる/////」

「.....コロス」


本気で殺しそうな勢いで
奈月は称磨を追いかけていった

ほんと、なにやってんだよあいつは


「2人とも元気いーね」


のほほんと菜乃香が俺に笑いかける

髪が風に揺れてさらさらと流れる


たったそれだけのことに
また心臓がドクッとはねる

ほんと、反則だろ.....


俺より菜乃香の方が背が低いわけで、
かなり似合ってるピンクの水着からは
谷間がばっちりみえてるし.....

目のやり場に大変困る









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