それでも愛してる2~Wheel of fortune
車の中で池田サンは携帯いじって遊んでる

コンコン 窓をノックする

『ん?』

「…」私は慌てて口をパクパクするだけで、声が出てない!
けど、写真の正輝を指差す事は忘れなかった

『あぁ~それ?こないだ飲みに行った時の写真やで、って…ひょっとしてそいつ!?』

私は首を思いっきり縦に振り頷いた

『あ~そいつが広野って言うんだぁ~、こないだ店で友達になったで』

「凄い偶然!!」
私はやっと声が出た

『偶然かぁ~まぁよくある事だ』

「めったに無いから偶然なの!!」

『そうか?俺はよく偶然を必然的に起きるで』

あ~だから不思議な話でも普通に聞けるんだ…
脳天気なのと関係あるのかな?
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