紳士的なLady
この前の……って。
「貴様が保健室でめちゃくちゃに泣いていて、架月に告は……ッ?!」
「それ以上言ってみなさいよ」
榊の襟を掴んで、私の方に引き寄せる。
私よりも身長が高いという事が、さらに苛立ちを煽る。
「俺はこの前の出来事を知っているんだぞ」
何も言えない。
恥ずかしい。
悔しい。
「お前、顔真っ赤にして泣いてるのをおぉ?!」
榊が途中で言葉を止める。
いや、無理矢理止められたようだ。
「お前、喋りすぎ」