紳士的なLady
教室に鈴音を残して、足早に廊下を歩く。
第3講義室って、どこだっけ。
掃除場所まで急いで行くと、誰かが立っている。
「満原あああ!」
今、二番目に会いたくない奴が立っていた。
榊の大声に、周囲の人全員の目が、こちらへと集中する。
本っ当にあいつ馬鹿!!
こんな所で大声で呼ぶなっ!!
「逃げる気か?!満原!」
「五月蝿い。邪魔」
右手で榊を追い払い、そのまま切り抜こうとした瞬間。
「俺、この前の見たんだぞ」
はあ?