生徒会で、ヒミツの恋愛しちゃいました。



作戦の全容を説明すると。


小杉春流を迎えに行ったあたしは、生徒会メンバー全員に今から学園長室に連れて行くという趣旨のメールを送信。


瑞兄と紅羽先輩は学園長室に、そして由羽先輩は放送室に待機しており、小杉春流を連れたあたしが到着し、いよいよ会議開始。


そして処分が発表されそうな瞬間に、あたしが由羽先輩にメールを送り、それが確認されると同時に放送が流れる、というシステムだった。




「今の声は…副会長の長谷川由羽の声か?」



「どういう事だ!?」




ざわつく学園長や他の先生の姿を目にしても、瑞兄はまったく動じる事無く、立ち上がったままの状態でいる。


あたしと紅羽先輩も立ち上がると、瑞兄は微笑みながら口を開いた。




「大事な会議の途中に申し訳ございません。生徒会主催の集会を企画していた事をすっかり忘れていて」



「高橋君…!これはどういう―――」




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