生徒会で、ヒミツの恋愛しちゃいました。
「小杉春流の無期停学中に、一部の先生を集めて処分を決めた。今から発表する。意見のある方は、挙手をするように」
学園長室中に、重い空気が流れ始める。
…あたし達、生徒会メンバーを除いて。
他の先生達が学園長の方に視線を向けている事を確認すると、あたしは机の下でケータイを開き、ある人宛にメールを送信した。
それが、パーティーの始まりの、合図。
「小杉春流、お前の処分は、たいが―――」
「待って下さい。学園長」
ガタン!と激しい音を立てながら、声を挙げた瑞兄はイスから立ち上がる。
そして、大きく右手を振り上げた瞬間、タイミングよくアナウンスを告げる電子音が学園室中を包み込んだ。
―――「生徒会より、お知らせです。只今から、第三体育館にて緊急集会を行います。生徒の皆さんは、直ちに移動してください」―――
それは、紛れも無く、此処には居ない由羽先輩の声で。
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