生徒会で、ヒミツの恋愛しちゃいました。



瑞兄は静かに扉を閉めると、窓際に佇むあたしの所へと真っ直ぐ向かって来た。


こうやって二人きりで話すの、凄く久しぶりな気がする。




「瑞兄はどうして此処に来たの?」



「俺はちょっと書類の整理をしにな。未愛こそどうした?」



「あたし?何だか生徒会が無いって落ち着かなくて。気が付いたらこうやって生徒会室に来て、ボーッとしてたんだよね」



「未愛らしいな」



「ちょ…どういう意味!?」




突然口元に手を当てて笑い出す瑞兄を、あたしはずっと見ていた。



―――瑞兄が、あたしを来紋学園へと入学させ、生徒会に入るきっかけを作った人。


そして、たくさんのドキドキ、嬉しさ、楽しさを与えてくれた人。


それがあたしが好きな、いや―――好きだった、瑞兄なんだ。




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