生徒会で、ヒミツの恋愛しちゃいました。



もちろんよ!

こんな校則あったら、瑞兄に告白出来ないし、最悪の場合、迂闊(うかつ)に近付けなくなるし!




「…無い事は無いけど、な」



「…という事は、あるの?」



「でも、それは俺の判断次第。という事で今日は帰れ」





―――俺の判断次第って、どういう事!?


あたしの身体は無理矢理、瑞兄によってベランダに連れ出された。


解決する所か、寧ろ疑問が増えてしまった。その事に若干顔をしかめながらも、あたしは自分の部屋に帰った。



―――これから三年間、こんな生活が続くなんて…あたしは耐えられるのかな…?




.
< 26 / 228 >

この作品をシェア

pagetop