イジワルな先生
そして放課後。
今、先生の車の前。
あんま目立つところで待つのはヤバイから、先生の車の前で待つことにした。



「はぁ…どうしよう…」



私は1人でため息をついてた。
ほんとにどうしよう…
何を言えば良い?



不安でいっぱいの気持ちを必死に抑えながら待つこと1時間。
先生が来た。



「……!? お前、なんで…」

すぐに気づいた。
胸が異常に高鳴るのを感じる。



「とりあえず乗れ。」


私がずっと黙っていると、先生は私の腕を掴んで、車に乗るよう言った。


先生に捕まれたとこが熱い…

私、こんなにも先生が大好きだったんだぁ…

今さら実感する。



車に乗った先生と私は、しばらく沈黙が続いた。

先に口を開いたのは先生。



「お前さぁ、何でこんな時間にこんなとこ居たわけ?」


なんだか冷たい言葉…
せっかく待ってたのに…


「だって…だって先生、この一週間、私のこと気にかけてくれなかったでしょ?せっかく気持ちが通じ合えて嬉しかったのに…寂しくて不安で仕方なかったんだよ!?」



今まで溜め込んでた思いが、一気に溢れ出した。



また、沈黙が2人を包み込んだ。



< 26 / 28 >

この作品をシェア

pagetop