年上彼女

今の私は、

きちんと病気のコト
言えなかった…

自分でも、心の整理がついてないから…


一真も、
無理に聞き出そうとはせず、
ずっと、
私の背中を擦ってくれてた


次の病院の日のことだけを告げると、


「じゃぁ、また水曜日、
俺も、付き添うよ…」


そう言って
しっかりと手を繋ぎ、
2人で、病院を出た



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