君を後ろに乗せた日



あの日以来、君が後ろに乗ったことはないけれど、
あの日以来、少しだけ距離が縮まった気がしてならないんだ。




君をまた後ろに乗せたいとは言わないけど、
言えないけど。

もし君がまた言ってくれるのなら、
今度は、絶対怖がらせないようにするつもりだ。




その時は、
また俺が風になろう。





Fin
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