先生と生徒の切ない恋
百花は学校中を走って
祐一先生を探した。

何十分走っただろうか。
やっと見つけた。


百花は息を切らしながら
祐一先生に話しかけた。

「先生、大変だよ!!」
と百花は必死に言った。

「どーした??」
心配したように言った祐一先生。


「とにかく、着いてきて??」
急ぎめに言う百花。
言い終わると、手首を掴んで
一気に駆け出した。

祐一先生は、訳もわかないまま
ただ着いて行ったのであった。
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