キモチ
出逢い
とうとう今日は高校の入学式。

澤武友莉華。15歳
「友莉華ー!スカートこんなに短くして!直しなさい!」

「これくらいいいじゃん」
文句が多いあたしの母。


「友莉華~まだ?」

友達が呼んでいる。
吉川沙菜。
それが友達の名前だ。
「待って~今行く」私は勢いよく階段を駆け下りた。その瞬間あたしは足を踏み外して落ちた。なんとか大丈夫!強いもん!「ハム助!行ってくるねー」ハム助はわが家のペット!名前の通りハムスター。

「私、澤武友莉華は、高校生活をエンジョイします!」

あたしはそう決めた。

勢いよく玄関を飛び出した!

「遅い!早くいこ~遅刻しちゃう。」

「うん!!」


キーンコーンカーンコーン

チャイムが鳴った。
「ギリギリセーフ」と言って2人で笑った。

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