文系男子。



「折角忠告したのに」



チャンスをモノに出来ないヤツはすぐ死ぬぜ?


銃口がこちらを向いた。


「今度はホンモノ」


紅い目が細められて、舌めずりをした。

俺は青一の腕を掴んで立たせると、男に向き直る。


そして、俺も小型の銃を抜いて、ほぼ同時、撃ち合った。

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