Pinky
記憶の旅へ
つぐみちゃんに好きな人ができた。


大学生になって
ちょっと真面目っぽかった
つぐみちゃんが
輝いてきて私はそれに気がついた。


「ピンク好きな人ができたの」


つぐみちゃんは
なんでも私に話してくれた。



「これ…これ…
和人の写真…高校生の時ね…
お友達にもらったの~」


つぐみちゃんの机に飾った
写真をさっそく私も一緒に見た。



「こっちの人はJリーガーで
私の好きな人は
こっちの人~」


つぐみちゃんの好きな人


私もすぐに好きになった。


同じサークルに入って
和人との出来事をいろいろと
教えてくれた。



「ね?わかるよね?ピンク?」



『うん…つぐみちゃんの好きな人は
絶対私も好きになるわ。』


つぐみちゃんには

「ミャ~」と聞こえるけどね~
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