Pinky
ピンキーは悲しい顔で
微笑んだ。



「ピンキー……俺……」




ピンキーは両手を広げた。


俺はその中に静かに
包まれた。



「わかった…よ………。
ごめんね…悩ませてごめんなさい……。」


「ごめんな……
おまえがめっちゃ愛しいのに……
ずっと一緒にいて
女だって考えないように
してたんだ……
俺 かなり我慢してたんだぞ…
おまえが魅力的で
本当に可愛かった……
だから俺の中で
いつもおまえは女だった……」



俺は本当に悲しくなって
ピンキーの胸の中で
声を上げて泣いた。



どれだけ時間がたっただろう

俺とピンキーは
二人でずっと寄り添っていた。



「抱いてもらうだけが
愛してるじゃないのね。
心が伝わってくる愛がある…
こうして和人と一緒にいると
心が一つになった気がする……」



ピンキーに俺の心が
伝わって感動していた・・・・。
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