Pinky
kazuto~6~
俺はピンキーの顔を覗き込んだ。


「いいって・・・・」
ピンキーは目をそらす。


ピンクとピンキー
猫と人間



人間のくせして
ピンクの変わりになるって言った。



「ピンキーはさ・・・・
どうして自分の生活に戻らないんだ?」



「戻れないから…」
顔はうつむいたままそう答えた。



「ピンキーのこと
何も知らないな・・・・」



「知らなくていいから……」




「戻れない理由って何?」




「和人さんには関係ない。」



「そうだけどさ……
所詮人間が猫になるなんて
無理なんだよ。
ピンクは感情を口にも顔にも
出さないけど
ピンキーは人間じゃん……
ペットにはなれないし
俺だってやっぱ気になるよ。」




ピンキーの目から涙が零れ落ちた。
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