最後の天使
俺が病院に着くと、
美紀はちょうど
検査を終えた感じだった。
検査は、少し気分を
害するものなのか、
昨日よりも苦しそうな顔つきをしていた。
「美紀、大丈夫?」
「ありがとう…大丈夫だよ」
俺は昨日と同じ
美紀の横に備え付けられた椅子に座った。
「美紀、今日覚えてる?」
「ん?…なんだっけ」
美紀は
病気のせわしなさか
今日の7月7日を忘れていたらしい。
今日は、
3年目の記念日。
そして俺らの…