先生との恋☆Second・Story☆完結☆


「いやいやいや!」


顔を振りながら言ってるけど、顔ニヤケてるし。絶対にそのつもりだったんだ。


「……信じらんない」


高橋でもこんなことしない。したら張り倒してるけど。


「良いこと思いついたって思ったんだけどなー……」


がっかりしたように眉を下げられたって困る。

「これさ、聖くんが中身全部飲んで水入れたの?」


「いーや?中身は紙コップに全部移しといたから今ごろ他のスタッフが適当に飲んでるんじゃないかな」


「仕事中にやってた、の?」


「もうすぐお昼って時に」


……アホだ。アホ。


「そんな目で見ないでよ」



そんな事言われても。


「理学療法士って、そんなに暇人なの?」


絶対にやにやしながら作ってたんだろうなー。


こんなくだらないことしないで仕事しなさいよ。


高橋に言っても絶対に同じ事を言うと思う。


……後で会ったら言ってやろ。





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