あたしの恋愛小説


上靴を履き替えて部室に向かう。


LL教室から出てトイレの横の階段を下りる2階の一番奥の部屋。


そこには鞄だけあって誰もいなかった。


ストーブもつけっぱなし・・・


すぐに帰ってくるそう思いながらいつもの席に座る。


さっきも泣いたのにまた涙が出てくる・・・


「早く止まれ早く止まれ」


呪文のように繰り返す。





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