あの空の向こう
次に目を開けたとき、そこは真っ白い部屋で、俺のいつもの病室だった。

「また、ここか…」と思って起き上がろうとしたら、そこに秀兄と亮先生がいて、俺が目を覚ました事に全く気つ゛いかず、話をしていた。
亮先生「やっぱり、しばらくは入院して様子をみたほうがいいなあ。」
秀兄「そぅか、入院か…絶対、太陽嫌がるだろうなあ〜」
亮先生「嫌がっても、入院しないとまた、いつ発作が出るかもしれないし…」

俺はつい「嫌だ…入院なんかっ。」と叫んでしまった。
この一言で、ようやく俺が目を覚ました事に二人は気つ゛いた。
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