no drug no future
そして私たちは代々木公園で、もっともアングラな遊びをしていた。

一見は、酒を飲んで、DJの音にノリノリで踊ってるあっぱれな集団だ。

だけどよーく見れば白目剥いてる人、必要以上に濃い色のサングラス。

気味が悪い音楽、ぶっ飛んだ会話。

一般人が普通に通る道路と公園の境で開催されていたこのレイブ。

だから歩行者には白い目で見られていたんだと、今は思う。

癒真「明日、敬ちゃんこれるって!でも他はこれないっぽい。」

私「マヂかぁ〜。まぁ〜いんでね?向こういけばみんないるでしょ?」

癒真「だね!ってみんないるって、なんか学校みたいだね〜w」

そう、都内のサイケフリークの暇人はだいたい毎回、ヨヨコウに出没している。

だから例え一人でいっても誰かしら知り合いがいるから楽しめる。

一人で来る人もいっぱいいた。
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