no drug no future
20章 ヨヨコウ
私「ねぇ〜明日いくでしょ?」

癒真「うん!皆にいちよ〜、メールしてみるね!」

私たちの日曜日は必ず代々木公園に出向くようになっていた。


代々木公園(ヨヨコウ)では毎週レイブが開催されていた。

フリー(無料)だし、外で気持ちがいいし、原宿にあるから交通の便もいい。

都会とは思えないほど自然があって爽やかに遊べる。


日曜のヨヨコウは正にアートだ。

音楽を演奏する人、歌を歌う人、大道芸人、絵描き、スポーツしてたり、フリマがやっていたり・・・。

芝生で家族でピクニックしていたり、演劇の練習、謎の秋葉系ダンス集団、ただただ散歩する人。

野外ステージでは頻繁にバンド演奏やDJイベントが開催されてもいた。

それを聴きに集まる大勢の人々。

その大勢の人たちを目当てにしたテキ屋たち。


それぞれみんな色んな事して楽しんでいた。

みんなキラキラした笑顔だった。


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