no drug no future
体はとても怠くて心も疲れ切ってるけど少し幸せな気分になった。

でもこの会話の時間はタマの効果もなくなってきている、いわゆる切れ目。

ジャンキーはこの時間を一番拒絶する。

あからさまにメンタルが下がり、無性に淋しくなる。

疲れと嫌な目ブレだけが押し寄せる。

胃は気持ち悪く、身体は栄養を求めているが頭は食物を拒絶する。

数時間前の快楽はどこそこへ・・・

また喰ってしまったというドラッグに対しての後悔と、もう当分喰わないという
その場限りの誓い。

シャ○やヘロ○ンをポンプ(注射)をしているわけじゃないから、睡眠を馬鹿みたいにとった翌日はもうドラッグの事で頭がいっぱいだった。

いきなり体に異常がみられるわけではなく、しかしジワジワと確実に蝕まれていく。


そんな手頃なドラッグ・・・。

エクスタシー。

それもまた物凄く怖いものだ。

そして、寝たいのに寝れないから無理やり眠剤で落とす。


やめられるときは、やめたくない。

やめたいときには、やめられない。

って、何かの映画でいってたっけ・・・。

そんな落ちてるときの会話。


嘘っぱちだ。
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