=キング of ビースト=3



そんなに優しくされたらどうしていいか分からなくなる。


「2人になりたかったから。」

「あ?」


「カラオケボックスだと2人になれると思ったの!!」


ぁーもー!!
こんな事言うつもりじゃなかったのに。


だんだんと顔に血が上っていくのが分かる。


恥ずかしい事言ったのに、夜琉は口を開かない。俯いてる私は視線だけ感じる。


不意に夜琉が“フッ”と笑って私の頭に手を置いて本当に優しく丁寧に撫でた。


「あんま可愛い事言うな。襲いたくなる。」


「~っ////」


勢いよく顔を上げてしまった私の顔には沢山のキスが降ってきて


「由莉…お願いだからー…‥




ずっと側にいてくれ…っ。」


切ない震えそうな声で懇願してきた夜琉に私の心がジーンと熱くなった。


ぁあ…



本当に好きー…。



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