世界一不幸な自分

初めて貴方に恋したの

昔から仲のよかった幼なじみの西原健斗(にしはらけんと)(仮名)。

私は小さい頃から人見知りが凄く激しかった、と親に聞いた。

なのに健ちゃんの前ではいつもニコニコしてたらしい…。

でも急にに遠くに行ってしまって、今もなかなか会えない状況…。

同じ県内なのがせめてもの救い。

…そのせいか、しばらく見ないうちに不陰気ががらっと変わった…。

昔からかっこよかったが、余計にかっこよくなって…背がもの凄く高くなってて…

もう…

私を置いて遠いところへ行っちゃったみたいだった…。

その…モヤッとした気持ちがイヤで仕方なかった。どうしたの…私…。って…


どうして…



あんなに近くに居たじゃない…っ!

< 3 / 9 >

この作品をシェア

pagetop