100年桜


「ま、俺がどうこう言う問題じゃねぇーけどさ」

「なら言わなきゃ良いじゃん」

それが今のあたしの気持ち。
もう、ほっといて欲しい。

せっかく諦めるって決めたから。



「だから!!」

「もう良いの!!」

「あっそ、なら勝手にしろよ」

教室から出てった遼君。



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