イケない恋
別れ
別れを告げる日。


季節は夏になった。

夏休み終了まで後、わずか。
そして引っ越しの日までも後一週間ない。


今日は翔がいない。

朝、今日、休むとメールがあった。

クラスメイトに別れを告げるのはもうこの日しかない。


私は職員室へと向かった。

『トントン』

『1年2組の石原です。佐藤先生居ますか?』
『おう、石原。どうした?』
『今日、皆に言います。』
『全員揃わないがいいのか?』
『翔には私から伝えます。』
『そうか、分かった。朝、時間をあげるからその時言いなさい。』
『はい。じゃあ、失礼しました。』

『おう』


教室に戻り
百合に今日言うと言った。

そしてHRが始まった。


『今日は石原から話があるみたいだ。石原、どうぞ』


『はい。』


『えっと…皆に言わなくてはいけないことがあります。

私…夏休み始まったらすぐ、愛知に引っ越します。』

『えっ…志穂急過ぎだよ…』

『皆、ごめんね…。
後、少ししか一緒に居られないけど…仲良くして下さい!』

『志穂、翔にはどうするんだ?』

『私から言います。なので皆黙ってて下さい。お願いします』

『分かった』

『ありがとう』


『志穂にとってここで過ごした事が最高の思い出になるようにしような!』

『おう』『うん』


『皆、ありがとう』

私…幸せ者だ…



その後の中休み

拓弥に呼ばれた。


『志穂、どういう事なんだ?』
『説明してなかったよね、ごめん。』
『俺の事は全然構わないんだけど、翔とはどうするつもりなんだ?』
『ちゃんと話すよ…』
『そうか…。』

『うん』

『頑張れ!』
『ありがとう☆』


それから、皆は沢山私と接してくれた!


終了式の日には、

翔にばれないように
工夫して皆が寄せ書きなどをくれた。


皆…ありがとう…。


終了式も終わり…夏休みが始まる。

夏休みが始まり今日は
とうとう引っ越しの日。

家では、業者さんのトラックに荷物をつみ終わりもう、とうとう離れる時間が来た。

翔に伝えなくちゃ…

翔に公園に来てと呼び出した。

お母さんには、すぐ戻るからときちんと伝え公園へ向かった。
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