〖完〗子ども警察官の精華
 それでも、ひたすら部活をやる。

 うまくなりたいからやる。

 一生懸命練習して試合に一つでも勝ちたい。

 そう思ってやり続ける。

 もちろん、相当疲れる。


 やっと休憩。

 外に出ても暑い。

 どこか、エアコンのある教室に入りたい気分だ。

 水筒を恐ろしい勢いで、飲みほした。

 もう、そうしないと体もたないしね。


――やばい、あと三十秒。――

『タイマーが鳴る前に集合しなさい。』

 っと言われているので、水筒置いて先生の前に立った。

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