恋形
公園のベンチ
缶ジュースを頬にあてる羽流が座っている
どうやら負けたらしい
羽流「イテテテッ」
同じベンチには亜紀が座っていた
亜紀は心配そうに羽流を見つめている
亜紀「大丈夫??」
羽流「あぁ〜大丈夫だよ!!このくらい平気だよ」
同じベンチで話をする
二人の間に、あの少女が座っていた
少女は羽流を見て笑っている
そんな少女を見た羽流は
「なんだよ。もとはと言えば君が……」
話を途中で止めた羽流
亜紀のほうを見たら
亜紀も笑っていた
亜紀「羽流。ありがとう」
亜紀は自分を守ろうとした
羽流の強さと優しさが
とてもうれしかった
亜紀と少女
二人に見つめられながら羽流は頬を冷やし続けた
亜紀は少女に話し掛けた
「ねぇねぇ、お名前は?」
少女「寺田 咲季(てらだ さき)」
亜紀「咲季ちゃんて言うんだ、じゃあ、さっちゃんだね」
咲季「うん。」
亜紀「さっちゃんは、あそこで何してたの??」
咲季「サンタさん」
亜紀「サンタさん??」
咲季「うん。」
そう言って笑顔で指輪を見つめている
亜紀も不思議そうに咲季を見つめている