~先生と私の秘密~


振り返ると理性崩壊寸前まで
追い込まれた。


ヤバい。


ヤバすぎる。



髪は、ほどよく濡れてるし



寝巻きは、ちょっと薄着だし、


頬は風呂のせいで染まってるし・・・。



可愛すぎる・・・。



「先生・・・?」



「な、なに?」



近くに柏木がいることで
香るいい匂い。



「大丈夫?」



「あ、ああ。」



「お風呂は入ってる時に勝手に沸かしちゃったけど平気だよね?」



「だ、大丈夫。」



だめだ、それ以上近付くな。



それ以上近づいたら、



理性が崩壊する。



「本当に大丈夫?」



「ふ、風呂入って来る!」



「あ、うん!」


急いで着替えを持って
風呂場へ・・・。





危なかった・・・・。



本当に危なかった・・・。




危うく感情のままに行動しそうになった。



泊まりに来る?って誘ったのは俺だけど、
結構ヤバいな、俺。



とりあえず風呂で気持ちを落ち着かせよう。



まだ夜は長い。



時刻は0時。



柏木を大切にするんだ。



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