~先生と私の秘密~

告白



七夕デートが終わってから、二週間が経った。

暑さも本格的になってきたけど私達は相変わらず愛を育んでる最中・・・。


私達は放課後いつものように
教官室で二人の時間を過ごしていた。



「柏木、あれとって。」



「はい、どうぞ。」



「さんきゅ。」



先生は来週行われる研究授業の準備で大忙し。


私はそのお手伝い。



「大変そうだね・・・。」



「大丈夫。柏木いるし。」



「そんなこと言われたら嬉しいじゃん。ばか。」



「何度でも言ってやるよ。」



「もう。」



会話をしながらも資料から目を離さない先生。


私はいつでも先生が休憩しても大丈夫なように、お茶の準備をする。


なんか先生の秘書みたい。



遠藤隼人専属秘書・・・。




ふふ、悪くないかも。



「終わった~!」



「お疲れ様。はい、お茶。」



「さんきゅ。なんか秘書みたいだな。」



「でしょ~!専属秘書!」



「可愛い秘書を持てて幸せです。」



「素敵な主を持てて幸せです。」



なんか私達ラブラブすぎない?なんてね。



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