したたか舌打ち、ジメジメいじめ

隠れキャラ。

目立たないエキストラこそが、縁の下の力持ち。

透明なイジメは深刻だけど、それを真剣に『いけない』と言ったって、

それが通じないのがいじめっ子なんだからさ?


勇者の“あなた”は肩の力を抜けばいい。

冗談混じりに言うのが得策なんじゃないかなと。

だからさ、真心とか善とか正義とか素直とか優しさとか、そういう感じの綺麗なモチベーションは要らないかも、なんだ。


…まあ、これはこのお話だからって言われたらチャンチャンで幕なんだろうが。


【神妙に向き合うより、砕けて立ち向かう方が有効じゃん、そっちのがお得じゃん】

そんな軽さは、【イジメの重いテーマには不謹慎なんだけど、あえて軽い思考が必要】なんだと俺は思う。


だって小学生の頃から、何十回もイジメについて真面目に話し合うだろう?

不謹慎かもしれないけど、やっぱりシリアスばっかが正しいわけじゃない。

正論を唱えるよりも、【お遊び感覚でもいいから“身近”に考えることが必要】なんじゃないかな、とか。


…だってさ?イジメはよくないよーなんて、【イイハナシは忘れちゃうからイジメがある】訳で。

それよりおもしろいハナシなら、記憶にあるだろう?


食事中にふざけたらだめって真面目にお話をされるより、牛乳吹き出した奴の面白い話の方が覚えてるだろ?

《あ、のんでる時にふざけたらあーなるんだー》《やめとこー》って。


…新聞やニュースは難しくて知らなーい♪じゃダメなんだけどね。最初の触りくらいはグズグズで良いんじゃないかな、とか。

適当に真剣に、でもゆるゆるに考えてみた。

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