もう、お前しか愛せない
コレはマジでヤバイ。

そう思ったけど、身体は思うように動かなくて…



絢―――!!!!!




心の中で叫んだ。

音がして、恐る恐る目を開ける。



すると、絢の姿が、男によって見えなかった。

…隆平。



ったく、いっつもいっつも。

俺は隆平にいいトコどりされんな。



しかも、言葉も…

いいこと言ってくれんじゃん。


“親友”だってさ。


何かクサイけど、照れるな。

俺もすんなりそういう言葉が言えたら…

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