もう、お前しか愛せない
見ると、矢吹さん。

少し怒ったような表情を浮べている。


「…何?」

「話あるの」

「俺はしたくない」

「来て」

「ココで」

「ここじゃ無理」



隆平くんはいつもの爽やかさはなくて…少し怖い。

矢吹さんを睨むような目で見ていた。



すると矢吹さんがいきなり隆平くんに抱きついた。



「なっ…」


動揺する隆平くん。周りの私達も状況がつかめない。



そして―


「―――――っつ!」

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