もう、お前しか愛せない
「お前、絢を幸せにする。絢を泣かせない。傷つけない!そう俺に言ったよな?」

「卓ちゃん!いいのっ!やめ…」

「ウソついてんじゃねーよっ!!」

「卓ちゃん!!」


私は一か八かで卓ちゃんに抱きついた。

「もぉ、いい。もういいよ…」

「絢?」

「もうい…い……」



そこで、私の視界は真っ暗になって、意識が途切れた。

私は気を失った。色々ありすぎたんだなぁ…


…あぁ。私、振られたんだ。

隆平くんへの気持ち…忘れなきゃ。


もう、戻れない。


卓ちゃん、ありがとう。

守ってくれんだね。


私はそんなことを思いながら、

自然と深い眠りへついた...

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